そんな状態。
雑費の中の人は雑費の中の人になる前に、簿記3級だけは取りました。
2級は子どもの英語の試験と重なり、スキー合宿の日と重なり、どちらも送迎やら何やらあるので見送り…次は受けようと思っていたらもう次って6月だなあ、とかいう光陰矢の如し。
そんな訳で一応は2級の勉強はした事があるのですが、それが実際に役立った話。
ある日、私は先生の粋な計らいにより出張に出かけました。
隣県ですが新幹線出張ですよ新幹線!
やったー!速いよ新幹線!速いから早く着くね!はやいの使い方って面白いのは置いといて…
あ、すぐ話が脱線するのは仕様です。
先生曰く、お客様の顔も知らないままに対応や事務処理するより、お会いした方が張り合いも出るだろうしとの事。本当その通り。
電話をかけたり掛かってきたりの際も話しやすくスムースに進む気がします。
さて、お客様の事務所に着き、午前の作業を諸々させていただきお昼。
すぐ近くにランチに出掛けましたが、ビーフカレーうまああああああああ!!!
ワンプレートランチも美味しそうなので、早く次回の出張にね、行きたいよね?って言うwww
少しお客様の事務所の経理担当の方とも打ち解けてきて、お腹も膨れ、何故か酒の話で盛り上がったりもしつつ再び事務所に戻ります。
最後に事務所に入ったのは私でしたが、そういえば女だけになるし出入りも鍵があるみたいだし、と思いつつ伺いました。
「鍵かけます?」
その返事はイエスだったと思うんだけどなぁ…
「えっ、開かない!?」
私、内鍵により社長さんを締め出した模様( ゚д゚)
えー…
最悪ですがな。
えー…
確か閉めるって言わなかったっけ…
あー、私どこで間違えたんだ…
「はじめまして、ほにゃらら会計事務所のぬーやまと申します…すみません閉め出してしまったの私です…申し訳ございません…」
何この初対面…
何この印象の悪さ…
いやー、笑ってくれよせめて…
そんな笑わない目で大丈夫ですよーとか言われても…あー…
その矢先に消費税の話が出たんですよ。
消費税ってね、良くも悪くも手元には一切残らないもの、なのはお商売をしてる方や簿記を学習した人なら分かると思うんですよ。
例えばガンガン売り上げを上げていて、それによって手元にきた消費税ってのは結局納めなきゃいけない。
だけど、自分たちが物を仕入れたり、設備投資をした場合には消費税は払ってる。
売上の消費税=仕入等の消費税
なーんて揃う訳無いんですが、こうならないと本来通過するだけのはずの税金がプラスであれマイナスであれ残ってしまう。
なので
売上の消費税>仕入等の消費税の場合
1000(売上の消費税)-500(仕入等の消費税)=500
この場合500円納税しないといけない。
仕訳としては
(租税公課) 500 / (未払消費税)500
みたいな。
※因みに逆の場合は還付されます。
(未収消費税) 500 / (雑益) 500
あ、これ所謂税込方式の場合ね。
そんな訳で消費税は本来手元に残らない、これだけ覚えておけばいいはずです、簿記を受けるわけでもなけりゃ・・・。
ってのをその閉め出した社長さんに説明するというカオス。
「・・・つまりどうしたらいいか、指示出してもらえませんか?」
冷えてる!?めっちゃ空気冷えてる!?
私今進〇ゼミの漫画状態で温まってたんだけど!?!?
今すっげー「私賢い!ちゃんと身についてる!!」って心の中で自画自賛しまくってたんだけど!?
あー・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
説明下手でしたか?それともやはりしめd
社長さんが出かけてから経理の方のフォローがあり、いつも通りだと言ってましたが、なんというかあの、雨の日に閉め出して本当にすいませんでした。
ところで建物から「しめだす」場合は閉め出すなんだけど、業界から追い出す場合には締め出すなんですね・・・
締め出されないように気をつけなきゃ・・・